SLライセンス

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この間の日曜日、朝から大井松田カートランドにてSLライセンスの講習会を受けてきた。

集合が朝9:30。。。。早い。。

SLライセンスって、平たく言えばカートレースに出場するための資格のことで、これをもっているからといって何か特典があるわけでもなんでもない。
しかも簡単な座学講習と、5週程度の実技講習で誰でも取得可能。
たまたま同じ講習を小学校6年生が受けていたけど、まぁその程度。
# でもきっと半分くらいは意味わかってなかったと思う・・・

で、このサーキット、ランドなんて楽しげな名前がついているクセに集まっている大人が真剣(マジ)なので、和気藹々とした雰囲気が微塵も感じられない。
刺すか刺されるか、そんな殺伐とした雰囲気の中各自のマシンを一生懸命チューニングしている。

パドックにはレーシングカートがずらり。

・・・・バカだ(もちろん、いい意味で)

ちなみにカートは「改造一切不可」がルール。全てのマシンが同カテゴリー・クラスなら、同じエンジン、同じフレーム、決められたタイヤでタイムを競う。
なのでマシンのパワーを上げたりとか、極端に軽量化して早くする、という小細工が一切通用しない。通用しないんじゃなくて、やっちゃダメ。車検で落ちるから。
早く走れるかどうかは、9割9分ドライバーに掛かっているといっても過言でない。
もっと言うなら、ドライバーの体重。同スペックのマシンなら重量が軽い方が早く走れて当然、重さが速さ・タイムを大きく左右してしまう。
ちなみに小学校6年生以上であれば、大人と同クラスのレースに出場できる。従って大人は子供に比べると重さの点で圧倒的に不利らしい。
# もちろんレギュレーションで車両・ドライバーの装備全ての「最低重量」が決まっている。F1と同じだね

なのでカートレース場に遊びに来ているファミリーを見ると、お父さんがメカニック担当で子供がドライバー、というケースがほとんど。自分の子供を早く走らせるために、熱心にマシンの手入れをするお父さん。

もー、親バカパワー全開(w

でもこういう光景も決して悪くないな、と思った。家族総出で大井松田の山の中までドライブしてきて、子供はカートで走って楽しめるし、親は自分の子供がいいタイムを出せれば嬉しい。ファミリーで楽しめるじゃん。で、あわよくば片山右京みたいに将来はF1ドライバー、みたいな。


とりあえず子供が生まれたらカートに乗せて見ることにしよう。
俺の子供ならきっとアクセル全開くらいはやるだろうし(w