クリエイティブな作業とmashup

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カンブリア宮殿を見ていたら、末尾で村上龍さんがこんなようなことを言っていた。

「小説家ってのはクリエイティブな仕事だけど、みんなが使っている言葉を組み合わせて小説という形にしているにすぎない。何かを組み合わせる作業ってのは、実はすごくクリエイティブな作業なんだよね」
↑録画してた訳じゃないので、正確ではない。こういう趣旨のことを言ってた、くらいに読んで下さい。

最近、PlaggerRonRを使って色んなWEBサービスのマッシュアップを実験してたりするけど、マッシュアップってのは基本的にはあるサービスと他のサービスの組み合わせだから、龍さんの定義でいくとクリエイティブな作業なんだな、と。

実は僕はそれまで、マッシュアップってものをそう捉えてなかったから、考え方が変わってちょっと新鮮だった。
Google Calendarを使ってMashupしても、Yahoo YUIを使ってAJAXアプリを構築しても、一番偉いのはGoogleYahoo!の作者だけだという認識。Mashupした人は単に「利用者」で、クリエイターだとは思っていなかったから。。。


って、よく考えたらニコニコ動画なんかで産まれてくるマッシュアップ作品は十分に「クリエイティブ」と言えるものだよな。うん。


組み合わせ、というクリエイティブな行為とインターネットはものすごく相性がいいんだな。
そこに「やってて楽しい」という同期付けをいかに持ち込むかが鍵、なのか?