MacのCarbonEmacsにJDEEを入れる

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Java開発は素直にEclipse使えばいいだろ、とか言わない。MacOSX上で動作するCarbonEmacsJDEEを入れた方が、慣れたツールなので効率がいい。

ちなみにウチの環境は
■Emacs

This is GNU Emacs 22.1.50.1 (i386-apple-darwin8.10.1, Carbon Version 1.6.0) of 2007-11-06 on seijiz.local

■JDK

$ java -version
java version "1.5.0_07"
Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.5.0_07-164)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.5.0_07-87, mixed mode, sharing)

■MacOS
10.4.11

まずはCarbonEmacsのNet install機能を使ってCEDET(Collection of Emacs Development Environment Tools)をインストール。

'Help' -> 'Carbon Emacs Package' -> 'Net-Install' -> 'Cedet'
でOK。

【2008/02/11 追記】
Carbon EmacsでNetInstallを使うためにはDevelopper Toolsが事前にインストールされていないといけないです。OSXに付属しているDVDからXCodeを先に入れておきましょう。
kadoppeさん、ご指摘Thx!)

JDEEのサイトからjdee-latest.zip(直リンク)をダウンロード。Safariで落とせば勝手に展開されてjde-x.x.x.xというファイル名(x.x.x.xの部分はバージョン番号)でデスクトップとかに置かれる。

展開したフォルダを、site-lisp以下に放り込む。site-lispフォルダは

'Help' -> 'Carbon Emacs Package' -> 'Open Site-Lisp Directory'
ってやればFinderで表示される。

ここにjde-x.x.x.xを放り込む。

とりあえず動くことを確認するため、.emacsを編集。以下の記述を加える。

;; jde
(load "cedet")
(setenv "JAVA_HOME" "/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/CurrentJDK/Home")
(require 'jde)

Emacsを起動し、M-x jde-mode で動作確認。まぁ、普通にjde-modeにはなるはず。HelloWorldでも書いて、カラーリングされることとインデント揃えとかが利くことが確認できればOK。

ただしこのままではマトモに使えないので、色々修正してやる必要がある。例えば普通にコンパイルしようとしても怒られる。

検索したらJDEE - 紹介マニアMoinMoinのページにヒントが書いてあった。
jde.elのコードに jde-get-tools-jar() という関数があるので、classes.jarのパスを以下のように修正すればOK。

(if (eq system-type 'darwin)
"../Classes/classes.jar"
"lib/tools.jar")

Classes、の前に「../」を書けばいい。
上記ページの修正方法をそのまま採用するより、JAVA_HOMEの相対パスでClasses.jarを指定した方がいいような気がしたからこうした。3バイト追加しているだけだし。他の環境だとできないかもしれないので、JAVA_HOMEの場所とかをterminalで確認したらいいと思います。


とりあえずコードの編集とコンパイルはできるようになった。
細かい設定とかはキリがないので、気が向いたら書く。

TODO
byte compile
ECB入れる