ペガシス25本目

先週の金曜日でペガシスも25週目。
全部で48週の予定だから、折り返し地点はもう過ぎた!と考えると少しは気分が楽になってきた気がしなくもない。それでも半年残っているのは間違いないので、きっと気楽になったってのは気のせいだけど。

月末だから、血液検査は試験管3本分。さすがに試験管1本程度の採血ならなんとか普通に耐えられるように身体がなれてきたが、3本取ると結構時間がかかるので横になって取ってもらう。
3本の内訳は以下の通り。
1-6管 AST、ALT、LDH、ChE
5管 血液一般、血液像(いつも結果を写真でアップしている赤血球数とか白血球とかがでるやつ)
P2管 HCV-PCR定性、HCV-RNA リアル(肝炎ウイルス量の検査)
なんとか管、というのが何を意味するのかは良く判らないけど、とりあえずいつも5管の「血液一般」に関しては「緊急」マークがついてて、印刷した紙をもらえるのもここの検査結果だけだったりします。

今週の結果はこんな感じ。

ちなみに緊急マークがついてても、13:00くらいに採血検査を済ませてから結果が出てくるまで、いつも30~40分は待たされる。そのくらいは時間がかかるってことだね。
今日はその待ち時間の間に忘れずにボルタレン錠(鎮痛・消炎剤)とムコスタ錠(ボルタレンによる胃荒れを防ぐ薬)を飲んでおいた。これを忘れると結構大変で、例えば病院帰りに寄り道しようとして新橋あたりまでがんばって歩いたりすると体中の間接が痛くなってホントに動けなくなる。
ボルタレンを事前に飲んでおくだけでかなり緩和されるから、通院する時は毎回持参するのを忘れないようにしないとな。

今週は2週に一回の薬の週なんだけど、消化器肝臓内科から出された処方箋はだいたいいつも通り。ただしデパス錠だけは「神経科の方でも同じような作用の薬が処方されるはずだから、しばらく飲むのを止めてみるように」とのこと。ま、様子を見て必要なら飲んでもいいそうだが、眠くなりすぎたりなどの副作用が心配だということです。

んで、消化器内科の診察が終了してから精神神経科へ。歩いて30歩とかなんだけどさ。総合病院マンセー(w

内科医の先生は今日の血液検査結果を見ても「これくらいならまだまだ全然がんばれる範囲」という判断で容赦なくインターフェロン注射したけど(しかも減量なし)、神経科の先生がみると「ヘマトクリット値とか30ちょいでしょ・・。これは辛いよねぇ。。。」と処方する薬もいろいろと考えてくれているような感じ。同じ病院の先生でも、受診する科によって同じ検査数値での捉え方が全然違うもんなんだねぇ。

神経科の先生は積極的に患者(俺ね)に質問を浴びせてくるタイプの先生で、血液検査の結果をみながら
「今日は前回よりも鼻声な感じだけど、風邪引いてない?」とか
「前回の薬のんでみて、こういうパターンで何か変化あった?」
とか
「例えばそれはどういうとき?」
というようにものすごく具体的な内容を細かくヒアリングしてきてくれる。ま、精神科ってのはそういう仕事なんだろうけどさ。
なので今回は食欲がほとんどないので、基本1日1食、眠れない時は朝4時くらいまでは全然寝付けないということを伝えた。

神経科と消火器肝臓内科(しかも血液検査3本)という、非常に濃い内容だったのでお会計も高い。(領収書が科ごとに出るので2枚に分かれてる。高い方が消火器内科なのは言うまでもない)

13,620円ですかYO!


実はかなり前から消化器肝臓内科で睡眠剤の「マイスリー錠」ってやつを処方されているんだけど、睡眠剤というよりも「導眠剤」と呼ばれるカテゴリのものだそうで(知らなかったけど、市販の「ドリエル」ってあるでしょ。あんなのとほぼ一緒)で、血中濃度が2h程度しか持たない薬なんだと。なるほど、それで寝付きが悪い+眠りが浅い訳だ。マイスリー+サイレス錠で不眠が緩和されないのであれば薬を変えましょう、ということで今回はハルシオン錠ってのを出してもらうことになった。
# ハルシオン・・・・・。なんか、聞いたことがある薬だぞ・・・(w


ちなみにC型肝炎と闘病している方が、こちらのページに睡眠薬についてまとめてくれています。
あかるい”C型肝炎生活 - ペグイントロン、レベトール治療後、再燃した日常: 睡眠薬の違い、みなさん飲んでいるのはどれ?
あかるい”C型肝炎生活 - ペグイントロン、レベトール治療後、再燃した日常: インタフェロンで現れる不眠症状の処方される睡眠薬の種類(その2)

そうそう、そろそろ確定申告の〆切が近づいてきたので「金回りの計算(領収書の整理だとか)」が面倒なんですよー、っていったら、神経科の先生から有益なアドバイスをもらった。
各自治体で「自立支援法」というものがあり、僕みたいに神経科にかかっている患者さんには補助金みたいなものを出してくれる制度がが存在しているらしい。必要であれば診断書を出すから詳しくは各自治体に問い合わせてくれ、とのこと。今度船橋市役所に電話してみよう。


薬も全種類もらって帰らないと行けない週だったので、お薬代もかなりお高い・・・。

こっちは精神科。たいした金額じゃぁないが、消化器科はこの値段だよ・・・。


そう考えると、精神科はなんだかんだ言っても(今のところ)安いな。

精神科で出されている薬はこの3種類。

睡眠剤がサイレース錠とマイスリー、それに追加でハルシオンが今回から追加された。
アビリットも前回から量が倍増しているので、鬱に関しては前回分の薬では改善が見られていないという判断だったんだろうな。。