「TAG Heuerと新しいコミュニケーションの形」に参加してきた
アジャイルメディア・ネットワークさん主催のイベント、「タグ・ホイヤー@銀座」~TAG Heuerと新しいコミュニケーションの形~ ブロガーミーティングに参加してきました。
場所はタグホイヤー銀座店。銀座の超一等地です。
アジャイルメディアさんのイベントには何回か参加させて頂いていますが、今回はリアル店舗でのイベントということもあって段取りとかも非常に興味深いものでした。
・全体で30名ほどの参加者を2つのグループに分ける
グループ分けに2色のストラップを使用(詳細後述)
・2グループで、それぞれ
(1) タグホイヤーのマーケティング担当の方と銀座店店長さんによる店舗、及びブランドの説明
(2) タグホイヤーの日本国内マーケティング責任者の方による、ブランドのプレゼンテーション
の二部構成を入れ替えで実施
・2グループ合わせてのQandA、及び懇親会
という流れ。
特筆すべきは店舗の説明で、コースがちゃんと段取りされていた。
僕はグリーンストラップのグループだったので、一旦店舗の外に出て、銀座店の外観に込めたブランディグ戦略について担当の方に説明を受けました。
まず、銀座店の立地が「角地である」ということが、ブランド的に非常に重要であるということ。
このように「TAG」が左側、そして「Heuer」が右側に来るようにデザインされている。お恥ずかしい話、僕は今日まで知らなかったのですが、TAGは仏語でTechniques d'Avant Gardeであり、直訳すると「先鋭的な技術」という意味であるそうな。そしてHeuerは創業者の名前で、「角地にTAGとHeuerを配置することで、TAG Heuerのブランドコンセプトである【先鋭的技術】と【伝統】を表現している」とのこと。なるほど。素晴らしい。
外装に込めたブランドのアピールはそれだけではなく、この三角形が「ライトアップされた金属の三角形」と「ダークな落ち着いた色」で構成されているのも、同じく【先鋭的】と【伝統】を表現していると仰っていた。
金属パーツの部分はアルミ(っぽい)素材にパンチ加工されたもの。拡大するとこんなん。
MacProっぽいよね。
説明はこんな感じで行われました。
実はショーウインドウの設計の細部にまで非常にこだわりがあり、
・ラインナップ(シリーズ)ごとに背景のアクリル板が違う
・アクリル板に商品イメージに沿ったライン加工を施し、下からライトアップする演出をしている
などなど。うわー、細かい。勉強になります。
店舗入り口のドア。
一見するとフツーの入り口自動ドアだが、実は
TAG Heuerのブランドロゴである盾の形をしていたり。
盾はドアだけじゃぁない。ディスプレーの中にも盾が隠されています。
「さて、ここで問題です。このボックスの中にも実は盾が隠されているんですが、お気づきになりました?」と担当の方が仰ってました。なんか、レイトン教授の問題に出てきそうなパズルですね。
正解を知りたい方は是非銀座店に足を運んで、自分で探してくださいw
と宣伝しても僕は何も貰えないので(爆)、正解を・・・。
コレ。
照明用のLEDの支柱の断面が盾型。うわー、こまけぇ〜〜!!
しかもこの照明はTAG Heuer銀座店のためだけの専用設計だそうで。一体いくらするのかとw
# 白色LEDの照明はそれだけでもものすごく高価
こんな感じで「店舗の設計・デザインから、ブランドのイメージとこだわりを体現している」というのがひしひしと伝わって来ました。
ある意味、空間を最大限に使った究極のプレゼンテーション。パワーポイントで説明するだけがプレゼンテーションではないよね、やっぱり。
店内の地下一階では時計以外のLifestyle商品を取り扱っていて、この人のどでかい写真が印象的。
知らないヒトはTSUTAYAにでも行けばいいと思うよw
ジャケットがとても格好良かったので、ちょっと欲しくなったり。
お値段は・・・・
・・・・・
GAP逝ってきます。
同じデザインのバッグも可愛かった。
ジャケットはちょっと手が出る値段じゃぁないけど、TAG Heuerブランドで手が届きやすい(といっちゃ語弊がありますかね)のがEye Wareかも。
これは好みの問題もあると思うけど、僕は耳に当たる部分がまっすぐなのはあんまりフィットしないので。。耳に「掛ける」ものを選んでしまうんですよねー。うーん、日本人のアタマの形にはあんまり合わないんじゃぁないかなぁ。。oakleyのサングラスとかもそうだし。
# 夏場とかにeye wareを2週間試用、とか無理ですかね?w
一通り店舗の説明が終わったグリーンストラップグループは、もう一方のグループと入れ替わる形で2階へ上がり、そこでマーケティング責任者の方にTAG Heuereについてプレゼンテーションをして頂いた。
プレゼンテーションで一番驚きだったのは「TAG Herereブランドの携帯電話がある」ということ!
欧州では既に販売されているそうですが、お値段は聞いてビックリ、日本円で60万円〜!!!
実物を見ていないのでなんとも言えないですが、液晶画面の部分(と思われる)にサファイアガラスを使っていたり、(あくまで時計メーカーなので)内蔵時計の精度にこだわっていたり、という部分があるそうですが。。日本じゃぁ売れないだろうな。てか通信規格が欧州とは違うから現行機種は日本に持ち込んでも通話できないしなぁ。。
あー、アラブの富豪とか中国人には売れるんじゃないでしょうか。上海とか北京のニューリッチ層。
プレゼンテーションの中で色々な有名人がTAG Heureのアンバサダーとして起用されている経緯などをご説明頂いたのですが、キーワードが「自己研鑽力の高い」というものだった。
配布資料として現行モデルのカタログを頂いていたのですが、確かに
マリア・シャラポワ(テニスプレーヤー だよね?良く知らん)
ルイス・ハミルトン(F1ドライバー)
タイガー・ウッズ(ゴルファー)
レオナルド・ディカプリオ(俳優)
がイメージキャラクターになってる。最後のヒトが自己研鑽力高いかどうかは置いておいて。(あー、ごめんなさい。僕はディカプリオは好きじゃぁない・・・)
担当の方の店舗を使ったプレゼンテーション、そしてマーケティング責任者の方のスライドを使ったプレゼンテーションの締めくくりのアンケートにまで、ブランドのディティールにこだわった工夫が。
イベントに参加する前、イベントが終了した現時点、の2つの時間における指標を○で記入するというアンケートだが、よーく見るとこの色使いはTAG Heuerのイメージカラー!
恐れ入りましたw てか、こんな凝ったアンケートに記入するのは産まれて初めて。
で、先述のストラップ。
僕は「グリーンストラップ」だったのですが、もう一方のチームが「レッドストラップ」だったのは言うまでもない。
お土産として頂戴したので、Pokenをぶら下げるのに使おうかと。
もう一つ、お土産にレーシングキャップも頂戴しましたよ、っと。
これはいい!
普通に使えるし、表彰台の上でこれを被ってシャンパンファイトするとF1ドライバーになった気分を味わえるかもしれないね!
ちなみにシャンパンというと、懇親会タイムに出てきた液体が「同じグループ会社」のブランドものの液体だったりもしました。
うん。すごいよね。
beer bashのコスト下げるためにビールメーカーとピザ屋にスポンサードしてもらおうぜ!とか言ってた自分がもの凄く小さく思えてきたw (←冗談だけど)
というわけでレポート的なものは以上。
本質的な部分である「新しいコミュニケーションの形」についてはまた後で書こうと思います。
最後になりましたが、貴重な機会をご提供頂きましたアジャイルメディア・ネットワークスさん、タグホイヤーさん、どうもありがとうございました。
とても楽しかったです!
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