Back-stage of metacon2009
かなり時間が経ってしまいましたが、6/6(土)に開催された勉強会カンファレンス、セッション1「社内勉強会」の裏側について色々書いてみようと思います。
参加できなかった方は録画がustream.tvで公開されているので、こちらで内容をご覧いただけます。
http://www.ustream.tv/recorded/1613200
このセッションを担当しますっ!と手を挙げたのは僕自身が社内で勉強会を何回か開催していて、色々な苦労をしたりとか、紆余曲折を経て社外勉強会としてオープン化(スピンアウトともいうw)したりという過程を、このblogで公開していたからです。
この辺↓とか、
社内IT勉強会開催tips
この辺↓とか。
勉強会勉強会に参加してきたので、早速勉強会「Cyxxxx Lightning Talks Vol.10」をやってきた
なので当初は僕も事例紹介を発表する側として登壇するつもりでした。
ところが、metaconのMLで「誰か私の他にも事例紹介してくれる人、いませんか?」と募集したところ
・はい、やります!
・当日参加できないけど、きっとこの人ならおもろいネタ持ってるよ
・ご紹介ありがとうです。私の事例でよければ是非!
という返信を沢山頂くことができた。
metacon++。
これだけのリアクションをもらえた時点で「あ、これはもうキタな」的な、何と言うか、成功を確信できたような感触を掴んでいたような気がします。
そこから先はちょっと発想を変えて「自分の作りたいセッション = つまり自分が一番聞きたいセッションに仕上げる」ことだけに注力することにしました。自分の発表はどうでもいいので、僕は僕が聞きたい話を聞く、と。
そのために事例紹介をしてくれる人達のメール署名からblogを辿り、可能な限り遡って読めるだけ読みました。そこにはまさに眼からウロコが落ちるような名言がバシバシと書かれていて、部屋で一人猛烈に感動したのを今でも鮮明に覚えています。だって、つい10日前のことだしw
社内で勉強会をやるのは、色々な人が言うように面倒で厄介なことが多いです。上司にはコストやらリスクやらの説明を求められるし、そもそも技術の勉強をしたいハッカーにとって、スーツ着た管理職のヤツらと政治的な話をするなんて時間ムダじゃね?という発想を抱きがち。
対象人員が社内の人間しか居ないから、人を集めるのにも苦労する。
それでも会社という組織を強くする為に勉強会は有意義で、必要だということ。そのために苦労することは自分の成長にも繋がること、そしてその成長こそが組織の成長にいつか繋がる(可能性がある、としておこうか)ということをこのセッションを通じて知りたかったのです。
有意義なセッションに仕上げることができたのは、逆説的ではあるかもしれませんがプレゼンター4名の勉強会に対する情熱で成し遂げられたものではなく、会社の第一線で日常の業務に込めている仕事魂の熱さの成果だと思っています。
そしてそれは4名の皆さんの生き方そのものだ、と。
そんなプレゼンテーションを最前列の一番いい所で一部始終見る事ができた僕は、あのセッションを世界で一番堪能できたヒトだと思っています。
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