JJUGナイトセミナーに行ってきた
確か先週の水曜日。AWS(Amazon Web Service)のお話で、えふしんさんがmovatwitterの事例を紹介してくれるというので。
主催いただいたJJUGのみなさま、会場を提供していただいたsgiのみなさま、どうもありがとうございました。
発表資料の掲載、ありがとうございます。数字とか読み取れなかった部分があったので、助かります。
・自宅サーバーの限界
これは僕も興味があったので、とても面白かった。自宅でも、案外いけるようだ。
さすがにモバツイは「案外いける」のかなり上を行ってしまったために苦労をされたそうだが。。
僕が自宅サーバーを諦めた瞬間は二回あって、一回目は引越したとき。
もう一回は江戸川で架線が切れて停電喰らった時。悩みが小さいなぁw
・クラウド時代になると、サーバーエンジニアが要らなくなる、というか全体で必要な人数が減る
たしかにー。だからこそ、生き残るための方法、というかどうやったら生き残れるかを考えるのは大事だと思った。
生き残るってのは、人生総合で生き残るって意味で、IT業界に生き残るってこと自体を見直してもいいかもしれない
■AWSから見るクラウドコンピューティング
仕事人としての意見は「自社でインフラ持つくらいなら、EC2使ったほうがいい」と、最近強く思っている。
その反面、クラウドはネットビジネスを(特に僕が仕事にしているコンテンツビジネスを)ダメにすると思うので、実はあんまり大きな期待はしていない。
映画もゲームも、新聞も漫画も小説も音楽CDも、コンテンツの基本は「前払い」だし、コンテンツ制作者サイドのキャッシュフローは基本的に「先行投資」だ。
莫大な制作予算をつぎ込む代わりに、回収するためのプロモーションにきっちりカネをかけて、動員や販売促進をきっちりやる。
だが今のWEBは違う。基本的に「タダ」だし、何らかの方法で課金をしているビジネスでも「面白いと思ったらお金を払って下さい」、言ってみれば「後払い」だ。
その後払いな課金ですら、コンテンツ制作者はエンドユーザーからのキャッシュフローをまだ確立できていない状況にあると思っている。
「とりあえず、サービスを作ってみる。スモールスタートで。
ヒットしたらサーバーはいつでも増強できるから大丈夫」
これは、作り手の慢心を産むんじゃぁないかなぁ・・、と思うです。必死でいいものを作ろう、お客様に喜んでもらえる内容に何がなんでもしなくてはならない、という気持ちを削ぐような。
WEBコンテンツにはまだまだ可能性があると信じているし、映画やゲームと比較すると、単純にまだ成熟していないというだけなんだろうと思う。クラウドがその成熟の過程の一つなのは間違い無いだろうが、その先を見据えていないと本当の意味で「生き残る」というのは難しいだろうな、と。
そんなことを感じた夜でした。
そういえば、勉強会に参加したのも結構久しぶりだった。
やっぱいいもんだね。外にでるのは刺激になる。
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