Excel の WORKDAY 関数を使ったバーンダウンチャートのテンプレート

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というのを呟いたら思いのほか反響があったので、WORKDAY関数のサンプルとして僕が業務で使っているバーンダウンチャートのテンプレート(.xlsxファイル)を晒してみます。

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このファイルのグラフシートをA4サイズで印刷し、壁(タスクボード)にマグネットで留めて使っています。数字のプロットは手作業ですが。こんな感じ。

20120411_3.jpg

■このシートで何ができるの?

20120411_1.png

  • Sheet1 に イテレーション(スプリント)開始日と、そのイテレーションでの見積もり時間を入れると、 Chart にバーンダウンのひな形を作ってくれます
  • バーンダウンのひな形は、グラフのタイトルが付いて、日付を横軸、見積もり時間を縦軸にして、理想線を入れてくれるだけです
  • そのまま印刷すればすぐ使えます
  • 土日はスケジュールから除外してくれます

■使い方


  • A列2行目、グラフタイトルには「Sprint #2」とか「Iteration #5」と書いてます

  • B列2行目、見積もり時間の所にそのスプリントの見積もり時間を入れます

  • C列2行目にイテレーション(スプリント)の開始日を入れます

  • 間違って余計な所を書き換えないよう「シートの保護」がかかってます。保護用のパスワードは空文字です(パスワードを設定していない)ので、変更したい人は保護を解除して下さい

  • 5行目、E列からM列に「平日」を計算して表示するための WORKDAY 関数を使っています。これで土日が除外されます

  • イテレーション(スプリント)の長さは2週間固定です

全てのプロジェクトが「月曜に始まり、翌週金曜日に終わる」とかだと何の苦労もないのですが、必ずしもそうとは限らないので、以前はバーンダウンチャートは割と地味に手作業で作って(作らせて)ました。毎回手書きはさすがに面倒になったのでやっつけで作ったシートではありますが、単純に日付から土日を除外してくれるだけでも十分に便利だと思います。

ということで、エクセルでガントチャートや開発線表を書いている人はworkday関数使うと便利だよ、というお話でした。