Peakdesign のストラップ SLIDE がとても使いやすい
Nikon 純正のストラップで不満は無かった
一眼レフカメラに付けるストラップ、皆さん何を使ってますか? 僕はそんなに強いこだわりが無かった & ボディを中古でしか買ったことが無いので付属ストラップというものが無かった、ので、何となくカメラと同じメーカー、 Nikon が販売している純正のストラップを別途購入して使っていました。 F3 に装着している様子はこんな感じ。
僕の使っているものは10年以上前に買ったものなので旧製品かもしれませんが、モノとしては多分これ。
価格も安いし、首にあたる部分の幅が十分に広いので、重量級の機材を下げても大丈夫。また布地が見た目よりも柔らかいので、カメラバッグに収納する時もぐちゃぐちゃっとコンパクトに畳み込めて地味に便利。ストラップは一度カメラにニコン巻きで装着したら、外すのも付け直すのも面倒くさいから、いちいちバッグに入れるのに外すのとか嫌だし。
ニコン巻きとは何か?は以下の Youtube 動画参照。
あと F3 は言うまでもなくフィルムカメラなので予備のフィルムを入れておくためにU.N. の35mm フィルムケースを取り付けてます。これも地味に便利。このフィルムケース、防水らしいですが、肝心の F3 が防水じゃないのであまり意味はないです。
なんとなく、ホントになんとなく、 Peakdesign Slide を買ってみた
と、まぁ、ストラップは純正品のただの紐で何も困っていなかったんですが、1年くらい前にようやくデジタル一眼レフカメラ買ったんです。 Nikon D850。
最初のうちは F3 に付けているのと同じストラップを巻いて満足してましたが、しばらく経つとその便利さ & 写りの良さに感動するとともに「デジイチを毎日持ち歩けるカメラバッグ」が欲しくなり。で Peakdesign の Everyday Backpack が良さそうだな、よし買うかー、と米国の公式オンラインショップでカメラバッグをカートに入れると同時に、 SLIDE ストラップもついでにポチっ、と。海外通販なので、送料考えたらまとめ買いする方がお得だし、ついでに買うかー、くらいのノリで。「ストラップに $64.95 とか高すぎるだろ。 Nikon のストラップ3本は買えるぞ!」と、カートに入れたまま数日は悩みはしましたが・・・。
届いたストラップを装備したら便利すぎて、いつの間にか Anchor が防湿庫にたくさん生えてた
届いた SLIDE を D850 に装着。 SLIDE がどんなものかは僕が文章で説明するよりも、公式が公開している Youtube 動画を見たほうが早いです。
要するに
- ストラップ自体の長さを簡単に変えられる
- カメラへの取付部は独自規格のクイックリリース
- カメラ底部にもストラップ取り付け位置を追加できる
のがポイントかと。
この「長さを簡単に変えられる」ってのがとっても機能的!! 今まで使っていた「ただの紐」なストラップと比べると使い勝手が桁違いに良いです。カメラを下げて移動する時などはストラップを首に掛けるのではなく左腕も通して斜に掛けておき、撮影する時にレバーを引いてストラップを伸ばせばすぐに撮影できる、と。よく考えられてます。強いて欲を言えば、一番短くした状態があと5cmほど短ければ僕の体にぴったりなんですが、全然許容範囲内。
また Anchor と呼ばれる Peakdesgin 独自のクイックリリースシステムが採用されています。一見すると紐の部分の強度に不安を覚えますが、十分な強度を確保してある上に摩耗してきた場合に事前に交換を促すようなサインが出てくる仕組みになっているようです。(自動車のタイヤにもありますね、交換サイン)
気付けば手持ちのカメラ全てに Anchor が付いてましたw ストラップとしてはかなり高額ですが、この Anchor だけ買い足せば手持ちのカメラすべてで使い回せるってのはとても Good。 Anchor だけなら付けてても邪魔にならないですし、付けておくだけで六千円以上もするストラップを流用できるようになるなら4個セットで US$ 9.95 とか実質無料みたいなもんですねw。
カメラ底部 + レリーズボタン近くの2点留、が快適
試行錯誤した結果、Anchor を D850 の三脚穴に1個、レリーズボタン横のストラップホールに1個つけた状態で使うのが一番しっくりきています、今の所。この状態だと手持ちのレンズのどれを付けても、レンズの自重でレンズ先端が真下を向いて安定してくれます。クリップオンストロボとかを装備すると重量バランスが崩れるのかもしれませんが、デジタルカメラ対応のストロボは持っていないので、その時はその時でまた考えればいいかな、と。
いいお値段なモノですが、それだけの金額を出す価値はあると思います。同時に買った Everyday Backpack についても、そのうち書くかも。
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