サフのドライイーストを使ってホームベーカリーでライ麦パンを焼いてみた
前回までのあらすじ
「材料を入れてスイッチを押すだけで美味しいパンが焼ける」ので非常に便利なホームベーカリー。日常的に使用していて特に不満は無いものの「もっと美味いパンができるはず」という欲を抑えられず、簡単にできることからやってみよう、とイーストを変えてみました。という流れと、いつも作っているライ麦パンについて書いた前回のエントリーはコチラ。
サフを使ってみる
↓ 今回使った サフのインスタントドライイースト。「赤サフ」と呼ばれているらしい。常用している 日清 スーパーカメリアドライイースト が1包3gなので、同じ3gを計量して使用。
焼けた
出来上がったパンがコチラ。
ホームベーカリーから取り出し、上の写真のようにスライスするために包丁を入れた瞬間にもう全然違う!なんじゃこりゃ~。
包丁を入れるだけで差は歴然。香りはさほど変わらない?
パンの耳の部分に包丁があたった時点では「カリッ」という手応えで、それは スーパーカメリヤ を使って焼いたパンとあまり変わらないんだけど、包丁が中身の部分(クラム、というらしい)にまで進むとびっくりするくらい「モチモチ」としている。スライサーの刃をパン生地が両側から粘着するようにまとわりついてくるような手応え。柔らかいですね。サクサク、ではなく、すごーく「しっとり」した感じ。粘度が高い、というか。
一方、焼き上がりの時点でのパンのあの良い香りは普段とあまり変わらないですかね。「イーストを変えると、イースト特有の『匂い』が別ものになる」的な文章をどっかで読んだ気がしてたんですが、ドライイーストだからでしょうか、そんなに違いは感じられなかったです。
トーストせずに焼きたてを食べてみると、やはり スーパーカメリヤ で焼いたパンよりもクラム部分がしっとり、もっちりしている印象。イースト以外の粉はいつもの配合なので「味が変わった」という劇的な変化ではないですが「食感が『ものすごく』変わった」のが面白い。イーストを変えるとこういう変化が出るのね。
トースターでトーストしてみる
ちなみにその後、ピザトーストにもしてみました。トースターも焼き方もいつもと同じ。さらに言うと乗っけた具もだいたいいつもと同じw
ピザトーストの材料
- ホームベーカリーで焼いたパン
- 薄くスライスした玉ねぎ
- ピーマン
- 適当な大きさにカットしたベーコン
- ピザソース
- 熱でとろけるタイプのチーズ
焼き立てをトーストせずに食べるより、トーストした方が差がハッキリとしますね。サフ以前までのパンはトーストすると噛んだ時に「サクッ」という音がして、中身もどちらかというと「カリカリ」という食感だったのが、サフで焼いたパンをトーストしたものは、もっとしなやかな気がします。いや、トーストでこんなに違いが出るとは思わなかった。
今後やってみること
シンプルな食パンの「イーストを変える」だけで、これだけ違うとなると、もっと色々と試してみたくなりますね。
- 粉の配合を変える
- ライ麦パンではない常用レシピがもう一種類あるので、そっちでも試してみよう
- 使う粉の種類を変えてみる(上等な粉を買ってみる)
- 粉以外の材料、バターとか砂糖、牛乳、卵を変えてみる
- バターは既によつ葉乳業の無塩バターを買ってきてある
- 冷蔵庫に入ってる雪印の無塩バターを使い切ったら試す
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